発病初期

      「crpsと言う病気です」  「難病です」

 

初めて聞いた言葉と、尋常じゃない痛み、、、、、3年前、、、、、ネットで調べても情報がなく

厚生労働省に問い合わせても、言葉さえ通じないのかと思うほど、何度も聞き返される、、

 

当時のかかりつけの病院では、うさんくさい患者と、その主治医、、、偏見と、好奇心の目で

見られ、知らないうちに有名人、、、当時を振り返った感想です。(笑)

 

右の後頭部を強打し、打撲痛が灼熱痛に移行し、上腕部まで痛みが進行、手を使う事ができない、先生に、「切断して」「こんな手いらない」と駄々こねました。

ほぼ毎日「注射してください」「安楽死させて」とかドラマのシーンみたいな事言ってました

 

手を抱え込んで、、ピーピー泣いてみたりしていました。

(汚くてごめんなさい)トイレで(恥)飲み物を持ったら落としてこぼす、ご飯を食べる時も

当たり前に汚れる。情けない思いと、戸惑い、悔しさ、なによりも、、痛い、、、

 

とにかく、、痛い、、、棚澤先生の診察に毎日通い、気分はストーカーもどき「今日は注射してくれるかな」待合室でドキドキ、オドオドしてました。確定診断の検査が済むまで大変でした。先生は「間違いない」「確定したら手術して、今より楽にできる」と太鼓判を押してくれたから、乗り越えたのだと思います。発病当時の事を思い出そうとすると、気分がテンパルみたいで、文章がまとまらなく、読みずらくて、ごめんなさい。

 

『メディカル朝日』 2010年11月号掲載
『メディカル朝日』 2010年11月号掲載

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2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載
2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載