2011年1月23日

 

 年が明けてから手術の順番待ちをしているのですが、先生から悪いニュースを伝えられました。

 

   なんと、今の病院の理事長がscs手術の許可を出してくれないとのこと。理由はよく分からないけれど、私や他の患者さんにとっては死活問題です。

 

 

 先生も困った状態で身動きが出来ないため、患者を抱えて移動する方向で検討しているらしいです。この手術をするには、医療器具も高度、技術としても高いレベルを要とするので、ある程度の規模の病院でないと対応出来ないようですね。

 

 

 そこで、今までの私や他の患者さんの置かれてきた状況を踏まえると、やはり既存の病院ではなかなか技術的にも、考え方の面でも疼痛に対する理解は得られにくいので、この際、「新規に疼痛に特化した病院を設立する!」なんて動きにならないかなぁと考えています。本で読んだのですが、海外では病態に特化した病院がすでに存在しているとか。

 日本でも最近だと、心臓血管研究付属病院のように心臓に関する病気に特化した病院が設立されたようです。

 

 

 疼痛分野で深い知識・技術を持つ棚澤先生が、疼痛に特化した病院を作る。

 

 

 先生からの話を聞いて、そんなことを想像しておりました。

『メディカル朝日』 2010年11月号掲載
『メディカル朝日』 2010年11月号掲載

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2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載
2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載