SCS療法?

 

 SCS(Spinal Cord Stimulation)療法とは、脊髄刺激療法と呼ばれ、患者さんの体内に刺激発生装置(右の写真参照)を埋込むことで、疼痛をコントロールすることを目的に行われる疼痛治療法の一つです。(以下、SCS療法と呼びます)

 

 

 CRPSは"進行性の病気"と説明しましたが、比較的初期の治療法として行われる神経ブロック等でもってしても有効な効果が得られない場合には、疼痛を緩和する先進的な治療法としてSCS療法が検討されます。

 

 

 疼痛の種類・進行度・発生した部位によっては、必ずしも全ての患者さんにとって適切な治療法であるとは言い切れませんが、もし有効な治療結果が得られた場合は、感覚として50%以上痛みが軽減されると言われています。

(実際の患者さんの声より)

 

体内に機械を埋込んで痛みをコントロールするなんて…どういう仕組みなの?

 

 

この治療法、すごく高そうだけれど…費用はどれくらいかかるの?

 

 

このサイトをご覧になった方から、実際に上記のご質問を頂いたので、次のページで順次説明していきたいと思います。

 

他にも「この部分がよく分からないのですが…」という御質問/御意見がある方は、精一杯調べますので、Mailのフォームから遠慮せず連絡してくださいね。

 

 

『メディカル朝日』 2010年11月号掲載
『メディカル朝日』 2010年11月号掲載

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2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載
2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載