横井貞彦さんのその後

 本日は、前回、海南病院まで診察の動向をさせて頂いた横井貞彦さんの、その後の治療経過を取材させて頂きました。横井さんと再会するや否や、私たちは横井さんの劇的な”変化”に気付きました。以前は痛みを訴えられるのみで、悲壮感が漂っているばかりでしたが、その時と比べ、顔の血色が良くなり、声には張りが出て、手の指も数段スムーズに動くようになった横井さんがそこには居たのです。

 お話を聞くと前回処方されたガバペンを服用して以来というもの、悩まされていた幹部の激しい痛みが消え、日常生活が大変楽になられたとのことでした。

 世間話も間に入る余裕が出たこともあり、取材させて頂いた時間は過去最長の3時間・・・(笑)

 これからは病状を見ながらガバペンの服用量を変えていく、とのことでしたが、一先ず、私たちの活動で痛みに悩む患者さんの手助けが、僅かながらできたことに対し、大きな喜びを感じ、おのずと目からは熱いものが溢れてきました。

『メディカル朝日』 2010年11月号掲載
『メディカル朝日』 2010年11月号掲載

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2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載
2010年 12/3 朝日新聞夕刊掲載