□ CRPSとは? □
CRPS(Complex Regional Pain Syndromeの略称)は、日本語で複合性局所疼痛症候群といい、神経因性疼痛(簡単にいうと"痛み"に関する病気)の代表格の病気です。痛みの病気といっても、鎮痛剤は全くといっていいほど効果がありません。
主な症状は、痛みの原因となった出来事とは明らかに不釣り合いな"激しい痛み"です。発症部位は、なぜか手・腕・足などの四肢が多いと言われています。
CRPSは進行性の病気です。
□ 他の自覚的症状 □
出典:CRPS臨床用判定指標(CRPS研究会,2008)より
□ 原因 □
CRPSは、体に何らかの外傷(例えば、捻挫・打撲・手術など)を受けた後に発症しますが、原因となる損傷がなぜCRPSを引き起こすのか、その発症メカニズムは未だ解明されていません。